4月11日に「和波たかよし モーツァルト 協奏曲の夕べ(80歳記念)」が無事に終わりました。
和波先生はもちろんのこと、笠井大暉さんのヴィオラソロも素晴らしく、あの場で一緒に演奏する機会をいただけて、とても幸せなことでした。
先生はカデンツァを自作されて、それもとてもしゃれていて面白く、80歳で協奏曲を3つ演奏してアンコール2曲って、モーツァルトより超人なんじゃない?と思ったのでした。
私は前半はセカンドヴァイオリン、後半はファーストヴァイオリンで、ヴァイオリンはそっくり全員前半と後半で入れ替わりましたが、前半の4,5番の協奏曲は、内声がどんなことを弾いているのか、特に4番は9月にカメラータofoで演奏する予定なので、本当に勉強になり実りの多い3日間でした。そして改めて、モーツァルトの伴奏って神経使う!難しい~!!ということも。
幸せな時間の余韻も束の間で、翌日から2日続けて、藤田祥子さんと、7月11日のデュオ・セレレムリサイタルvol.2のための練習。ブラームスとプーランクを合わせて、まだまだ・・・という状況ではありますが、それでも試行錯誤して、「さっきよりよくなったかも」とか、一人で練習していた曲を一緒にやってみると、全く音の充実感が違い、やっぱり室内楽っていいなと思います。オーケストラよりも、音の比重が段違いに多くなる分、技術的に大変ですが、自分たちで作っていく楽しさがあります。
それを楽しまない手はない!(と今思いました)
少しずつ出来上がっていく過程を楽しみながら、決して簡単ではないプログラムと、迫る時間に耐えつつ、良いコンサートにしたいと思います。